ウェッジでグリーン周りからいかにピンに寄せられるかでスコアが大きく変わるため非常に重要なクラブです。僕もゴルフを始めた時はグリーン周りを何度も行ったり来たりしました、、、。近くに旗が見えているのにボールが近づいていかないのはとてもストレスですよね、、、。
また、ウェッジには様々はモデルがあり、ひとつのモデルのなかにもロフト角やバウンス角などの種類があります。それだけに、どれを選べばいいのか悩ましいクラブです。
この記事ではグリーン周りを完璧にするためにどのようにウェッジを選べば良いのか解説します!
ウェッジとは

ウェッジは、残り100ヤード以内のショット、グリーン周り、バンカーショットで使用するクラブです。
アイアンとは別に、単品で追加購入します。古いクラブだとアイアンセットに含まれているため追加で購入する必要がないものもあります。
最近のクラブですとアイアンセットに含まれているPW(ピッチングウェッジ)に2〜3本追加で使用します。
ウェッジの種類

ウェッジは「ロフト角」によって4つの種類に分類されます。
飛距離の大きい順、ロフト角の小さい順に「PW(ピッチングウェッジ)」、「AW(アプローチウェッジ)」、「SW(サンドウェッジ)」、「LW(ロブウェッジ)」に分類されます。
それぞれの役割を理解して、最適なクラブ選びをしましょう。
ピッチングウェッジ
ピッチングウェッジはウェッジの中でロフト角が最も小さいものとなっています。
9番アイアンの一つ下のクラブで、一般的にアイアンセットで購入するとピッチングウェッジもセットでついてきます。
ロフト角は44〜47度のものが多いです。近年のクラブでは37度くらいのものもあるので、自分のアイアンセットに含まれているクラブのロフト角は確認するようにしましょう。
100〜120ヤードを打つ時に使用するクラブで、グリーン周りの転がすアプローチにも使用されます。
アプローチウェッジ
アプローチウェッジはピッチングウェエッジとサンドウェッジの中間の飛距離を飛ばすためのクラブです。
ロフト角は48〜53度のものが多いです。
80〜100ヤードを打つときに使用するクラブで、グリーン周りの半分転がして半分上げるアプローチにも使用されます。また、深い芝のラフからの脱出用クラブとしても使用されます。
サンドウェジ
サンドウェッジは主にバンカーショットに使用されるクラブです。
ロフト角は54〜58度です。
80ヤード以内のショットを打つ時に使用するクラブで、ボールが上げやすい作りになっています。また、バンカー以外にも深い芝のラフなどからボールを高く上げる用途でも使用されます。
ロブウェッジ
ロブウェッジはバンカーショットや高い打球を上げるために使用されるクラブです。
ロフト角が60度以上あるクラブをロブウェッジと呼びます。
扱いが難しいクラブなので、アマチュアゴルファーは基本的にバックに入れることが少ないクラブです。しかし、サンドウェッジよりさらにロフト角が大きいので、例えば、「サンドウェッジの飛距離は80ヤードで60ヤードくらいの距離を加減して打つのが苦手」という方は使用することをおすすめします。
手順①ウェッジの構成・ロフト角を選ぶ
まずは自分の飛距離、アイアンセットに含まれているPWのロフト角をもとにウェッジのクラブ構成、およびロフト角を選びましょう。PWよりも短い距離を打つためのクラブなので、自分が持っているPWよりロフト角の大きいクラブを選びます。
まず、サンドウェッジはクラブ構成の中に必ず入れるようにしましょう。次に、PWとサンドウェッジの間のロフト角のクラブを一本入れます。
この時、PWのロフト角が37〜40度のようにサンドウェッジとのロフト角の差が大きい場合、間のクラブは2本ほど必要です。クラブ間のロフト角はおおよそ4度刻みくらいがちょうどいいかと思います。
僕は約5度刻みくらいで構成していますが、うまく打てない間の距離があり、構成を増やすかどうか悩んでいます、、、。
手順②ウェッジのバウンス角を確認する

次に、バウンス角を確認します。
シャフトを垂直に立て、横から見た時、ソールの先端から地面方向に出っ張っている部分の角度をバウンス角と言います。
この角度が大きいほど、ヘッドが地面に刺さりにくくなり、バンカーからボールを出しやすくなります。
0〜8度程度までをローバウンス、12〜16度程度の角度をハイバウンスと呼び、初心者の方にはハイバウンスを選ぶのがおすすめです。
手順③ソールを選ぶ

ソール幅が広いクラブの方がダブりのミスに強く、バンカーショットからの脱出もしやすくなります。バンカーショットが苦手な方や、初心者の方はソール幅が広いモデルがおすすめです。

ウェッジで打球の高低を打ち分けたり、スピンの効き具合を調整したい方には多面ソールのものを選びましょう。
多面ソールはソールが多面的に削られた形状になっており、ソールが抜けやすくなっているため、フェースを開いて使いやすくなっています。
手順 ④シャフト重量を選ぶ
ウェッジのシャフト重量はアイアンのものと同等かそれよりも重いものをおすすめします。そうすることで、アプローチの時に安定感のあるショットを打つことができます。
終わりに
いかがでしたか。
ウェッジの構成選びやクラブ選びはグリーン周りの出来に大きく関わってきます。グリーン周りに苦手意識をお持ちの方、バンカーからなかなか抜け出せない方は一度ウェッジ選びを見直してみるのも一つの手かもしれません。
グリーン周りを完璧にすることで大幅なスコアアップを目指しましょう。
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